むさしの地域猫の会

猫によるトラブルを減らし、人と猫が共存できるあたたかい街づくりを目標に、

市民と行政の協働で2006年9月に発足しました。

主に以下の2本柱で活動しています。

 

①地域猫活動

・飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の助成

・TNR(捕獲・手術・リターン)活動

・地域猫への給餌マナーの普及・啓蒙

・飼い猫の適正飼育の啓蒙


②保護・譲渡活動

・飼い主のいない猫の保護・里親募集

・飼い主の事情により飼育困難になった猫の保護・譲渡

・動物愛護センター収容猫の引き取り・譲渡

 

 

※地域猫活動とは、
猫も命あるものということをふまえ、地域住民、ボランティア、行政の三者連携のもと飼い主のいない猫を適正に管理して、猫によるトラブルの減少をはかり、猫が好きな人も、猫で困っている人も、共に気持ちよく暮らせる町にすることをめざす活動です。
具体的には、
地域の協力のもとで飼い主のいない猫に去勢・不妊手術を行い、
ご飯の管理、猫トイレの設置などで、猫による被害をなるべく減少させ、
外で暮らさざるをえない厳しい環境にいるノラ猫を徐々に減少させていく。

ということをしていますが、実際は状況によりケースバイケースで対応します。

 

 

■飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費用の助成金を交付しています。
飼い主のいない猫に不妊・去勢手術をされる方へ、助成金をお支払いしています。

※武蔵野市在住の方に限ります。

 

助成金の申請は当会までお問い合わせください。(担当:西村)

℡ 070-6960-2828

Mail musashinocat@gmail.com

 

●オス 1頭につき 5,000円

●メス  1頭につき 10,000円

財源は武蔵野市からの補助金、または「むさしの地域猫の会」への寄付金です。

 

■飼い主のいない猫のTNR(捕獲・去勢不妊手術・リターン)活動

飼い主のいない猫が増えすぎてしまった場所は、地域の人たちだけでは解決できない場合もあります。そういった場所については、会でTNRをお手伝いをいたしますのでご相談ください。

 

■不妊・去勢手術をした地域猫の管理

不妊・去勢手術を終え、地域猫となった猫たちは、子猫を産み増やさなくなり、発情期の鳴き声やオス猫のマーキングによる臭いなどが軽減されます。ケンカをしなくなり感染症の蔓延も防ぐことができるので、猫たちも健康で穏やかに、一代限りの生を穏やかに過ごすことができます。

地域のみなさんの協力のもと、毎日の餌やりと餌場の清掃などを行い、人も猫も穏やかに過ごすことができます。

  

■地域猫への餌やりマナーの普及、啓発

飼い主のいない猫をかわいそうに思って餌をあげるやさしい方はたくさんいます。そうした人の中には、餌を他人の敷地内に放り投げていく人や、入っていた袋やビニール袋を片付けずに帰ってしまう人がいます。

その餌場はいつもゴミが散らかり、不衛生な状態になります。近隣の方は大変迷惑に思い、最終的には猫が居るから悪い、となってしまいます。

また、餌をあげるだけで不妊・去勢手術を行わなければ、猫はどんどん増えていきます。そしていつの間にか、猫だらけになってしまいます。

1)不妊・去勢手術 2)きちんとした餌やり 3)ふん尿対策 4)周辺の清掃

などをするように呼びかけることで、地域猫として住民の方に認められることを普及していきます。

 

■猫の保護・譲渡活動

武蔵野市内で生まれた子猫は保護して里親さんを探しています。

武蔵野市内の生後3ヶ月までの子猫は保護できますのでご連絡ください。

1月に一度のペースで、飼い主のいない猫の譲渡会を開催しています。

  

■飼い猫の適正飼育の普及
【猫を飼っている方へ】

●飼い猫を事故や病気から守り脱走を防ぐために、完全室内飼育をお願いします。

井の頭公園などでリードをつけてお散歩している猫を見かけますが、定期的に、お散歩中の脱走事故が起きています。リードをつけてのお散歩や、ベランダに出すこともおやめいただくようお願いいたします。

●迷子になったときのために、マイクロチップやネームプレートなどの身元表示をお願いします。

●飼い猫を捨てることは、犯罪行為です。愛情をもって、終生飼育をしてください。もし事情があって飼えなくなったときにはご相談ください。

●子猫が産まれても飼えない場合には、不必要な繁殖を防ぐためにも不妊・去勢手術をしてください。猫にとっても、手術をすることによって、さかりや出産のストレスがなくなり、防げる病気もたくさんあります。

 

 

【代表者】西村 麻衣子

会員数 394名(2020年2月現在)

 

会則

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会則
会則201505.pdf
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