里親になるまでの手順について

日々の活動の中で保護した猫達の里親さんを譲渡会やホームページで募集しています。

会にはシェルターなどがないため、スタッフそれぞれの家に分散して保護されています。

 

【必ず守っていただきたい里親さんの条件】

・完全室内飼育ができること(脱走防止策をしてくださること)

・申込の前に必ず家族全員の同意を得ていること

・不妊去勢手術が済んでいない子は、時期がきたら手術をしていただけること

・病気などになった場合に適正な医療を受けさせていただけること

・一生、愛情をもって一緒に暮らしていただくこと

※その他、猫によっては「ひとり暮らしの方・60歳以上の方のみのご家庭にはお譲りできません」などの条件がある場合があります。保護主に確認してください。

 

ここからは、里親になるまでの流れを説明します。

 

1)まずはご連絡ください(譲渡会の場合を除く)

募集記事の下にある、問い合わせ先に直接ご連絡ください。

里親になる条件は保護主さんによって異なりますので、お問い合わせの際にご確認ください。

里親さま、保護主側の条件があいましたら、お見合いの日時を決めます。

この際、家族構成や、ペット飼育の状況、ペット飼育可の住居かどうかなど、プライベートな部分についても確認させていただきますのでご了承ください。


2)お見合い(譲渡会の場合を除く)

実際に会ってみて、里親さんになることが決心できた場合にはトライアルとなります。
まだ少し考えたいとういう場合には、後日、お返事をください。
トライアルとは、猫が新しいお家に慣れてくれるかどうか、実際に一緒に暮らしていただくものです。猫の性格や環境によって違いはありますが、だいたい2週間~1ヶ月くらいとなります。

この期間中に、先住猫さんがいるお家の場合には、猫同士の相性に問題ないか等を確認いただいております。また、猫を初めて飼うという方の場合には、猫との生活の疑問点や、猫アレルギー反応がないかなど、確認いただく期間にもなります。

3)トライアル開始

必ずお宅までお届けさせていただきます。

これは、虚偽の氏名や住所を伝え、虐待目的で譲渡を受けようとする人などへの犯罪防止の為でもありますのでご理解ください。 

期間中、何らかの問題があった場合には、すぐにスタッフにご連絡ください。

トライアル期間中はこまめな報告をお願いしております。

お届け翌日には一度、その後は最低1週間に一度は写真や動画と一緒にご報告をください。
 

トライアル開始までにご用意いただくもの

・ケージ(トイレ、ご飯、お水などが入る大きさの2段~3段ケージ)

 ※新しい環境に馴れるまで、ケージの中にいた方が猫は落ち着きます。同時に猫にとっては安心できる場所になります。

 ・フード(保護主さんに事前になにを食べているか確認してください)

・トイレ、猫砂

・お皿

★正式譲渡後にあるといいもの

・ベッド(段ボールに毛布を敷いたものでもOK)

・キャリーバッグ(通院時に必要です)

・爪とぎ

・おもちゃ


4)双方合意の上、正式譲渡となります

トライアル期間が無事終了したら、正式な譲渡となります。

譲渡誓約書にサインをしていただき、初期医療費などのご負担をお願いします。 

 

★譲渡の際、ご負担いただく費用について

・ワクチン接種代(1回分または2回分)

 ・ウイルス検査代(白血病・猫エイズの血液検査)

・初回ノミ・ダニ等の寄生虫駆除代

・諸経費(一匹あたり一律5000円)

 ※お届け時の交通費、保護時の病気や怪我の治療費、猫のフードやトイレの砂代、猫じゃらしなどの玩具代に充てられます。医療費につきましては明細書と引き換えになります。

・その他、保護猫によっては不妊・去勢手術代をご負担いただく場合もありますので、保護主さんにお問い合わせください。

 

※さまざまな感染症から守ってあげる為にも、ワクチンの接種は大切です。大人猫の場合には年1回、子猫の場合には、1年目のみ2回のワクチン接種を行っております。

※その他、マイクロチップの挿入が済んでいる猫ちゃんの場合は、マイクロチップの代金をいただいております。

 

正式譲渡時、猫の健康状態が悪くなっていると判断した場合、注意事項をお守りいただけなかった場合、改善していただきたい事項などの要望を対応いただけなかった場合、猫はお戻しいただきます。
猫も大切な家族の一員だということを忘れず、人間も猫も共に健康で長生きできるよう頑張ってください。

 

<注意していただきたい事・お願い>


保護猫たちは、育った環境により、それぞれに注意していただきたい事が異なります。事前に性格や守っていただきたい注意事項など説明しておりますが、トライアル中や正式譲渡の後にも、不安な点、疑問点などが出てきた場合は、遠慮なくご質問ください。

完全室内飼育・脱走防止対策をお願いします。
お届けの際に飼育環境を見させていただき、脱走の危険があると判断した場合は、改善いただきたい防止策を説明しますので、対策をお願いします。できない場合は譲渡できません。

家に閉じ込めておくのはかわいそうと思いがちですが、室内で上下運動などのできる場所がありご飯の心配もなく穏やかに暮らしていれば猫はしあわせです。

玄関ドア、ベランダ、窓の開け閉めにも細心の注意を払ってください。

特に宅急便の配達の授受の時には、注意をお願い致します。
夏季の網戸にする際は注意してください。猫は手で簡単に開けてしまいます。
もしも脱走してしまったら、できるだけ早く保護主さんか会へご連絡ください。迷子猫の捜索は時間が大切です。


★アパートなど集合住宅の場合は、管理組合の動物飼育規定に従ってください。規則違反での退去や近隣トラブルが起こる事例も報告されています。
お住まいの住居がペット可住宅かどうか『賃貸契約書』や『マンション規約』などで必ず確認をお願い致します。
※都営住宅にお住まいの場合は譲渡できない場合がありますのでご了承ください。

★猫も人間と同じように歳をとります。どんなことがあっても終生面倒を見てあげてください

飼い続けられない特別な事情が生じた場合、責任を持って新しい飼い主を見つけるか、できるだけ早く『むさしの地域猫の会』へ連絡をお願いします。また、譲渡後にも猫ちゃんの状況などを把握し面会できる権利があるという事をお約束願います。

★ご飯はプレミアムフードなど上質の物を与えてください。新鮮な水を常に用意してください。

また獣医師からの指示で療養食が処方された場合は、給餌の量を守ってください。一日中餌を置きっぱなしの『置き餌』は肥満の原因や尿路結石を誘発する可能性があるのでなるべく避けてください。

スーパーなどで売っている安価なものは人間でいうとお菓子やジャンクフードと同じようなものです。普段から健康な食生活を心掛けるようにしてください。

★2匹目以降の猫をお考えの時は、エイズ・白血病の抗体検査が陰性の子を選んでください。

先住猫さんに感染させない為です。

 

トイレの掃除は毎日してください。汚れていると、他の場所で粗相したり膀胱炎になったりする原因となります。譲渡前きちんとトイレ出来ていたのに、粗相するようになったという場合、トイレが汚れている場合が多いです。猫は、人間よりも鼻が利くので清潔なトイレを心がけるようにしましょう。

 

★どんなに大人しく慣れている猫だとしても、外出時は必ずキャリーケースに入れて移動するようにしてください。リードや抱っこでの外出は避けてください。聴力が優れているために、ちょっとした物音にも怯えて逃げ出します。交通事故に遭った不幸な例の報告もある為、必ずお守りください。

 

★猫は日光浴と外を見るのが大好きです。

一日中カーテンやシャッターを閉め切った部屋での飼育はとてもかわいそうです。

また、ごみ屋敷のようなお宅では猫もストレスがたまります。日々のお掃除も大切です。

 

★病気やけがの場合には信頼できる動物病院で適切な医療にかけてあげてください。

定期的な健康診断やワクチン接種等お願いいたします。

猫を育てるのには子ども一人育てるのと同じくらいの費用がかかるかもしれないとも言われています。ペット保険などをご検討されるのもよいと思います。